中国語を勉強するときのポイントは?


勉強の目標になる語学試験も解説

中国語の勉強をしているけれど、上達できているか不安になっている方はいませんか?特に独学の方は、自分の勉強法が正しいのかと疑問に思うことも多いかもしれません。

そこで今回は、中国語を勉強するときのポイントや、目標になる語学試験についても解説していきます。

なお、中国語を専門的・効率的に学びたい方には、専門学校での勉強がおすすめです。記事の最後に、駿台観光&外語ビジネス専門学校の中国語学科について紹介するので、ぜひ検討してみてください。

中国語は難しい?知っておきたい中国語の特徴

中国にはさまざまな民族が暮らしており、各民族の言語がありますが、共通言語として定められているのは「普通語(標準語)」です。

中国語の文法は英語と同じSVOですが、英語と違って単語に変化がないため、比較的読み書きはしやすいといえます。しかし、使用される漢字は、日本語と同じものもあれば、日本語と同じ表記でも意味がまったく異なる場合もあるため注意が必要です。

また、中国語の発音はピンインという、「アルファベット+声調」の組み合わせになっているのが大きな特徴です。単語は声調によって意味が異なるため、話す・聞く際に難しい部分でもあります。

中国語勉強のポイント

挫折を防ぐためにも、ポイントを押さえて効率良く学習することが大切です。

◇まずは発音から学習する

中国語をマスターするための第一歩は発音です。まず、漢字の音を示すピンインの読み方と4つの声調のリズムを覚えなければなりません。日本語にはない音もありますが、根気よく練習しましょう。

しかし、中国語の発音は独学での学習が難しいため、ネイティブの人に聞いてもらったり、専門学校に入学したりして学習するのがおすすめです。先述のとおり、声調によって単語の意味が変わるため、発音の学習はおろそかにできません。

◇短文を暗記して単語と文法をつかむ

語学学習において、語彙力は非常に重要です。覚えるべき語彙数は、資格試験の語彙数の目安を参考にするとよいでしょう。

また、単語をただ覚えるのではなく、同時に例文を覚えると文法の理解にもつながります。中国語の文法はそれほど難しくはないため、短文を暗記して少しずつ単語と文法を一緒に自分のものにしていってください。

勉強の目標に!中国語の資格試験を受けてみよう

目標なしで勉強を続けるのは難しいため、目標がない方もまずは検定試験合格を目標にするのがおすすめです。

◇中国語検定試験

中国語検定協会が主催する検定で、日本語で出題されます。試験はおもにリスニングと筆記からなり、合格には読解力・聴解能力・翻訳能力が必要です。

級は準4級から1級までで、級数が少なくなるほど高い能力が求められ、準1級と1級には二次試験があります。受験資格に制限はなく、試験が実施されるのは3月・6月・11月の第4日曜日です(1級試験は11月のみ)。

日常会話レベルの3級を取得できると、就職や転職にも活かせるため、中国語を使って仕事をしたい方はぜひチェックしてみてください。

◇HSK

HSKは、中国政府公認の中国語検定で、中国語で出題されます。HSKは中国語の運用能力のみが問われる試験で、中国語から日本語への翻訳能力は求められていません。

級は1級から6級までで、級数が多くなるほど高い能力が必要となってきます。中国語検定試験との大きな違いは、HSKは中国国内だけでなく、日本を含む世界中で中国語能力の公的証明として活用できることです。また、HSKは最大で年12回試験が行なわれるため、チャンスが多いのも特徴です。

HSKは中国や中国企業で働きたい方、中国の大学へ留学したい方に特におすすめの資格試験です。

まとめ

中国語の勉強でつまずきやすいポイントはいくつかありますが、勉強のコツを知れば確実に上達できます。中国語は発音が特に大事なので、できればネイティブに指導してもらいながら勉強するとよいでしょう。

駿台観光&外語ビジネス専門学校の中国語学科は、中国語を効率的に学びたい方におすすめです。2年間で中国語運用能力をしっかり身につけられるよう、カリキュラムが組まれているため、気になる方は以下からご確認ください。

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