韓国語にはどのような勉強法がある?
各特徴とメリット・デメリットを解説
韓国語の勉強方法(留学以外)には、以下の3つの選択肢があります。
1.独学で学習する
2.韓国語教室を利用する
3.大学や専門学校に通う
この記事では、それぞれの勉強方法の特徴とメリット・デメリットを解説します。学習法の比較検討に、ぜひお役立てください。
韓国語の勉強法1. 独学で学習する
最も手軽に始められるのが、独学で韓国語を学ぶ方法です。
独学を選択した場合、まず英語学習と同様に、単語帳や参考書を購入します。あるいは、手書き辞書のアプリを活用した学習もできます。
韓国語は、まずハングル文字の読み書きを覚える必要があります。したがって一般的には、ハングル文字を習得したあとに単語や文法のインプットをおこない、最後に文章作成や会話に移っていく流れで、勉強を進めていきます。
独学で韓国語を学ぶメリット
独学の最大のメリットは、すぐに勉強を始められることです。単語帳や参考書を買ったその日からスタートできます。先ほど紹介したようなアプリを活用すれば、低コストで韓国語を覚えることもできます。
また、空いた時間を使って自分のペースで学習できる独学は、多忙な人にもオススメです。
独学で韓国語を学ぶデメリット
独学の難点は、自分ひとりでは会話や文章を組み立てるトレーニングができないことです(実際に話す必要があるため)。そのため、独学である程度の単語や文法をインプットしたあと、思うようなスキルアップが難しくなる可能性があります。
また、学習中に生じた疑問が解決できない場合、なかなか勉強が進まないストレスによって、途中で挫折する人も多いといわれています。
このような独学のデメリットをカバーするなら。SNSを通じて、韓国語の勉強仲間を募ってみましょう。知り合った仲間と、オンライン通話で会話の練習をしたり、勉強の疑問を解消し合ったりすれば、上達が早くなります。
韓国語の勉強法2. 韓国語教室を利用する
ハングルの発音や文法などの覚え方に不安がある場合は、習い事感覚で利用できる韓国語教室やオンライン講座を活用した学習もオススメです。
韓国語教室で学習をするメリット
韓国語教室を利用する最大のメリットは、わからないことをその場で即質問できることです。また、ネイティブの先生から学んだ場合、自分の癖を矯正しながら、正しい発音を習得できます。
ほかにも、先生や同じクラスのメンバーとの会話が中心となる韓国語教室は、コミュニケーションを楽しみながら学習できる魅力もあります。
ちなみに、勉強の進め方やシステムは、利用するサービスや講師によって異なります。韓国語教室の比較サイトで、各教室の特徴を把握し、比較検討しましょう。
韓国語教室で学習をするデメリット
月謝やサービス利用料のかかる韓国語教室は、独学と比べてお金がかかります。そのため、あまりに料金が高い教室に申し込んでしまうと、経済的な理由で継続が難しくなる場合もあります。
また、利用する教室によっては、自分が求めるクラスがない場合もあります(初心者向けを想定していたのに、ビジネス向けや上級者クラスしかなかった、など)。
そのため、韓国語教室に申し込みをするときは、まず体験レッスンや学校見学などを利用して、自分のレベルに合っているかどうかを確認してみてください。
韓国語の勉強法3. 大学や専門学校に通う
将来、韓国語を使える仕事に就きたい人は、本格的な学習ができる大学や専門学校の韓国語コースや韓国語学科に入るのがオススメです。
大学や専門学校で韓国語を学ぶメリット
大学や専門学校に入る最大の利点は、多彩なカリキュラムを通して、韓国語をじっくり学べることです。
以下は、駿台観光&外語ビジネスカレッジ大阪の韓国語コースのカリキュラム一例です。
・韓国語文法と応用
・韓国語検定対策
・韓国語会話
・韓国語会話応用
・韓国語作文&リスニング
・韓国文化地歴
カリキュラムの詳細は以下から確認できます。
大学や専門学校では、韓国語能力試験やハングル検定などの対策も、カリキュラムに含まれています。資格試験の学習を独学では継続できない人も安心です。
また、大学や専門学校では、国際感覚を養ううえで欠かせない韓国文化や地歴の授業もおこないます。韓国の大学への留学や編入も可能となっているため、将来的に海外で活躍したい人にも非常にオススメです。
大学や専門学校で韓国語を学ぶデメリット
本格的な学習をする大学や専門学校には、自由度の高い韓国語教室と違って、卒業までに多くの時間とお金がかかる難点があります。
できるだけ早く韓国語を活かせる仕事に就きたい場合は、大学よりも教養科目が少なく、集中的に勉強できる専門学校に入るのがオススメです。
まとめ
韓国語の勉強法で一般的なのは、以下の3つです。
1.独学で学習する
2.韓国語教室に通う
3.大学や専門学校に通う
それぞれメリット・デメリットがありますが、将来的に韓国の航空会社や免税店、ホテルなどでの就職を希望する場合は、本格的な韓国語を学べる専門学校に入るのが理想です。