キャビンアテンダントに身長制限はあるの?低いと無理?


航空会社でキャビンアテンダントを募集する際に、身長制限があるのかどうかを解説

新型コロナウイルスの影響によって、現在、航空業界は大きなダメージを受けていますが、今後ゆるやかに、時間はかかるかもしれませんが必ず、航空需要が回復すると考えられています。

航空業界への就職の夢を決してあきらめることなく、チャンスを逃さないよう、今のうちに英語力や人間力を磨き、夢を叶えましょう。

この記事では、航空会社でキャビンアテンダントを募集する際に、身長制限があるのかどうかを解説しています。身長制限が設けられている理由や、キャビンアテンダントを目指すうえでの注意点なども紹介します。

気になる方はぜひ、本記事をチェックしてみてください。

キャビンアテンダントの身長に制限はある?

キャビンアテンダントの募集要項における身長制限の有無は、日系と外資系企業で考え方が大きく異なります。

日系航空会社では、身長に関する制限は設けられていない

まず、以下のような日系航空会社の募集要項には、身長に関する記載はありません。

・ JALグループ
・ ANAグループ
・ 独立系LCC など

実際には、150cm後半台の身長で活躍中のキャビンアテンダントもいます。身長が低めの人は、B737など、小型機を運航している航空会社の受験をおすすめします。

外資系航空会社では、キャビンアテンダントの身長に制限を設けている場合が多い

外資系の場合は、以下のように具体的な身長制限を設ける航空会社が多いです。一般的には、日本企業と比べて厳しい身長基準であるといわれています。

外資系会社A:身長160cm以上
・ 外資系会社B:身長158cm以上190cm以下
・ 外資系会社C:身長157.5cm以上(男性の場合は168cm以上)、アームリーチ212cm以上(両足立ち)

アームリーチとは、パンプスを脱いでかかとを地面につけた状態で、決められた高さに手が届けば合格となる試験です。低身長の人が外資系企業を目指すときには、身長制限だけでなくアームリーチ試験の詳細を確認してみてください。

身長制限が設けられている理由は安全に業務を遂行するため

キャビンアテンダントの募集要項における身長制限の有無は、日系と外資系企業で考え方が大きく異なります。

例えば、航空機の離陸前には、お客様の頭上の荷物収納棚(オーバーヘッドビン)から手荷物が落下しないように、すべての扉をキャビンアテンダントが一つひとつ手で押しながらチェックしていきます。

また、航空機内のキッチンであるギャレー内でも、限られたスペースに多くの物を収納するため、高所に多くの棚があります。そのため、キャビンアテンダントには、客室だけでなくお客様の目に触れることのないバックヤードでも、高いところに手を伸ばす機会が非常にたくさんあるのです。

身長制限が緩和される傾向もある

キャビンアテンダントにおける身長制限は、かつては主流だった大型機から、中型機や小型機に置き換えられる動きによって、少しずつ緩和されています。

徐々に大型機が退役している日系企業では、機体が小さくなることで、低い身長の人でも働きやすくなってきているのです。また、日本の航空機のなかには、身長の低いキャビンアテンダントでも作業がしやすいように、開閉に使う専用の棒や座席下にステップを設置する機体もあります。

一方で、日本と比べてたくさんの大型機が活躍する海外では、航空機の機体が大きいほど、荷物収納棚が高い位置に設置される傾向があり、先述のとおり身長やアームリーチなどの基準が設けられています。

「人間力」やその他のスキルを磨けば、身長150㎝台後半でもキャビンアテンダントになれる!

ここまで紹介したとおり、日本の航空会社の場合、身長150cm台後半で活躍するキャビンアテンダントもいますが、この職種の大事な役割となる保安要員というポイントに目を向けると、やはり低身長は高身長と比べて若干ハンディキャップになる可能性もあるでしょう。

この問題の解消には、日系航空会社が最も重視する人間力を磨いたり、キャビンアテンダントに欠かせない英会話スキルを高めるなどの方法がおすすめです。

日系航空会社が求める「人間力」とは?

多くの航空会社が求める人間力とは、以下のような要素を総合したスキルであるとされています。

・ 英語力
・ 想像力
・ 傾聴力
・ リーダーシップ力
・ ウィット(機転) など

一般的には、人柄がよく誠実であったり、第一印象で性格が良く親しみやすさを感じられる人材が求められる傾向があります。そのため、キャビンアテンダントとしての就職を目指すなら、身長ばかりにこだわらず、これらのスキルの習得によって面接時に好印象を与える努力も必要となるでしょう。

まとめ

キャビンアテンダントの身長制限について調査したところ、日系と外資系の航空会社で以下の違いがあることがわかりました。

・ 日系航空会社:一般的に身長制限はない(150cm台で活躍する人もいる)
・ 外資系航空会社:身長制限だけでなく、アームリーチを設ける企業もある

中型機や小型機が増えた近年では、従来と比べて身長制限が緩和されている傾向があります。ですが、低い身長が若干のハンデキャップになる可能性を考えると、150cm台の人の場合は、この問題の解消に向けて人間力や各種スキルの習得に励んだほうがいいでしょう。