韓国語と日本語は似ている?
その理由や似ている単語を解説!
韓国ドラマや韓国のバラエティーを見ていると、なんとなく日本語と発音が似ていると思ったことはないでしょうか。
また、韓国語と日本語の発音が似ているように思うけど、なぜ似ているのか知りたい方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、韓国語と日本語の発音・意味が似ている理由についてお伝えしていきます。読んでいただければ、韓国語を学ぶのがより楽しくなるでしょう。
ぜひ、韓国語学習の参考にしてください。
韓国語と日本語が似ている理由とは?
韓国語と日本語の発音が似ている理由は2つあります。
- ●中国から漢字語が伝わった
- ●幕末、日本の言葉が韓国に伝わった
それぞれどういうことなのか詳しく解説しますので、一緒に学んでいきましょう。
どちらも納得できる理由なので、知ると韓国語の勉強がさらに楽しくなります。
◇理由①中国から漢字語が伝わった
韓国語と日本語が似ている理由の一つは、中国から日本・韓国両方に同じ漢字語が伝わったことです。
日本語と韓国語はどちらも、中国から伝わった漢字語をもとに発音が作られていきました。
必然的に同じような発音になり、似た言葉が韓国語と日本語でそれぞれ出来上がったそうです。
ちなみに現代の韓国では、漢字があまり使われていません。
また、学校の漢字教育も廃れていったため、自分の名前を漢字で書けない人もいるほどです。
ですから最近の韓国では、若者の漢字離れが問題になっているそうです。
◇理由②幕末、日本の言葉が韓国に伝わった
韓国語と日本語が似ているもう一つの理由は、幕末に日本の言葉が韓国に伝わったことです。
江戸時代の終わりごろ、幕府が鎖国状態から開国にし、海外と日本の付き合い方が変化していきました。すると日本では、韓国人など外国の人々との交流が盛んになったのです。
そして、交流が盛んになるにつれて、だんだんと日本語が韓国に伝わっていきました。その言葉が韓国語として独立し、似た発音の同じ意味を持つ言葉になったと言われています。
似ている韓国語と日本語語録
続いては、発音・意味が似ている韓国語と日本語語録をご紹介します。
似ている韓国語と日本語は以下の通りです。
- ●家族
- ●約束
- ●気分
- ●簡単
- ●運動
それぞれ、どのように似ているのかを詳しくご紹介します。
◇①家族
最初の言葉は、「家族」です。
韓国語で「家族」を表す単語は가족 (カジョッ)といい、発音がよく似ています。
ただし、韓国語は家族の「く」を発音しないことが注意点です。
韓国ドラマなどでたまに使われている単語ですので、参考にしてみましょう。
◇②約束
続いては、「約束」です。
「約束」の韓国語は약속(ヤクソk)で、こちらも発音がよく似ています
ただし、韓国語は「やくそく」の「く」を最後まで発音しません。
日本語にない発音なので、ネイティブの声を聞いて練習と良いでしょう。
◇③気分
三つ目にご紹介するのは、「気分」です。
韓国語の「気分」を表す言葉は기분(キブン)で、ほぼほぼ発音は同じです。
日常会話などで○○な気分と言うときに使われます。
◇④簡単
「簡単」という言葉も、韓国語と日本語がよく似ています。
「簡単」を表す韓国語の単語は간단(カンダン)です。
「かんたん」の「た」が少し濁った発音をする特徴を持っています。
ちなみに反対語の「難しい」は形容詞の어렵다「オリョッタ」で、こちらは日本語と韓国語で全然発音が違います。
◇⑤運動
最後にご紹介するのは「運動」です。
「運動」を表す韓国語の単語は운동(ウンドン)で、「うんどう」の最後の「う」が「ん」に変わります。
少し違う発音ですが、もともとは同じ漢字からとったと推測できる言葉でしょう。
まとめ
この記事では、韓国語と日本語が似ている理由、そして似ている単語についてご紹介しました。
なぜ似ている発音・言葉があるのか?
そのルーツを辿ってみると、より韓国語に興味が湧いたかもしれませんね。
ご紹介した単語以外にも、韓国語と日本語で似ている単語はたくさんあるので、ぜひ調べてみましょう。
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