ウェディングプランナーの必需品

ウェディングプランナーは、普段の仕事でどのようなものを使っているのでしょうか。ウェディングプランナーだからこそ必要になるものをまとめました。これからウェディングプランナーを目指す人は、具体的に想像を膨らませるのも、就職活動に差し掛かっている人はあらかじめ揃えておくのも良いでしょう。

<身だしなみ編>

まずは、身だしなみ編です。ウェディングプランナーは幅広い世代や立場の方々と関わっています。誰が見ても「素敵な人」でなくてはいけません。

1.スーツ

会場によっては異なりますが、機能性と動きやすさを重視してパンツスーツを着用しているプランナーが多いようです。色は黒が多いです。インナーは、白のブラウスとする会社もあるのですが、黒で揃えているところもありますし、首元にスカーフを巻く場合もあります。ちなみに、スーツの清潔感は重要で、週に1回、クリーニングに出すなどの規定があるケースも見られます。クリーニング代と、替えのスーツは必須です。

2.整ったヘアスタイル

プランナーにとって清潔感は必須です。夜会巻といったまとめ髪はもちろん、顔まわりをスッキリ見せるヘアスタイルは全てのお客様から好感を持たれます。

3.靴

黒いパンプスを複数用意しましょう。プレーンな飾りのないパンプスのほか、同色のリボンが巻いてあるデザインなど、ちょっとおしゃれなものも着用されています。靴とあわせて靴磨きグッズも常備してくださいね!ウェディングプランナーは清潔感が大事です。靴が汚れていると良い印象が台無しですよ。

4.ウェストポーチ

スーツの下に隠れるくらいの小さなウエストポーチは挙式当日にとても便利なアイテムです。ウェストポーチの中身ですが、無線連絡用の機械のこともありますし、挙式当日に緊張でご機嫌斜めになってしまった子どもを元気付けるためのお菓子などを入れておくこともあります。ちょっとお菓子があるだけで、場が和みますね。

<アイテム編>

5.手帳

お客様との打合せスケジュール管理には必須アイテム。カレンダーに六輝(六曜)が書いてあるものが便利です。大安の日に挙式をしたいという人が多いため、挙式の相談の時には六輝を確認するために必ず使います。

6.一筆箋

お客様へのメッセージなど、ちょっとした場面で使えるアイテムです。単なるメモ帳よりも丁寧な印象です。資料を送付するときの添え状などにも使います。
メモ帳よりも大きく、縦長の形をしています。色や柄はお好みのものを選んでくださいね。花などの華やかで優しいイラストが付いているものが好まれているようです。
グリーティングカードをストックしている人も多く、挙式後のお礼状などに使用します。メッセージを伝えることそのものはメールでできる時代ですが、そこに含まれた細かいニュアンスは手書きの方が伝わりやすいですね。一文字ずつ丁寧に書かれた文は、見る人もうれしくなります。

7.付箋

新郎新婦にとっては、担当のウェディングプランナーは1人ですが、ウェディングプランナーは複数の新郎新婦を同時に担当するため、どの挙式の準備がどこまで進んだかということを間違えずに把握する必要があります。
付箋は、進行を把握するのにとても便利です。To doリスト(やるべきこと)を書き出すのに使っている人もいます。お客様Aにお礼状を送って、お客様Bは今度の挙式の打ち合わせでBGMを決めて、お客様Cは…など、これからの予定を書いて、デスクに貼っておき、終わったら剥がします。

8.メモ帳

打ち合わせの時などに使います。話していても忙しいとその場で忘れてしまいがちです。忘れることのないように、メモを取って書き留めておきます。

9.お気に入りのボールペン

使いやすい、お気に入りのボールペンがあると仕事がはかどりますよ!5色で色分けできるボールペンを使っている人もいますし、単色の人もいます。名前入りのボールペンを使っている人もいるようです。いくつか使って見て、しっくりときたものを大事にしましょう!
また、使うだけで気分が上がるような、キラキラとしたボールペンを持っておくのもいいですね。長く使えるようにと、ある程度高価なものを持っておき、お客様に記入していただく際に高級なボールペンを出すという人もいます。かなり細かい点ですが、ここまで気を遣えると、お客様側としても嬉しいですね。ブランド物のボールペンの中には保証がずっとついているものもあります。万が一壊れても修理してもらえるので安心ですね。

<気持ち編>

10.おもてなしの心

ウェディングプランナーは、覚えなければいけないマナーやしきたりなどが多い業界で働いています。ただ形式的なものとして覚えると、あまり面白いものではないかもしれません。また、マナーとしては決まっていないことも多いかもしれません。
しかし、おもてなしをするという心がけがあれば、相手に不快な思いをさせないように、晴れの日を気持ちよく過ごしてもらうためにはどうしたらいいかというところから自分で考えることができます。おもてなしの心は、相手にも伝わるものです。
外見を整えること、便利なアイテムを揃えることはもちろん大事なことですが、全てではありません。まずは、気持ちの面から意識してはいかがでしょうか。

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