【みんなの憧れ!】


キャビンアテンダント(客室乗務員)って実際はどんなお仕事をするの?やりがいとは?

快適な空の旅を提供するキャビンアテンダント(客室乗務員)は昔から憧れる女性が多く、人気の高い職業です。

皆さんのイメージの中ではドリンクなどのミールサービスや機内アナウンスなどを想像されるでしょうが、キャビンアテンダントが搭乗している最大の目的は保安要員として緊急時の乗客の誘導、安全の確保があります。

気になるキャビンアテンダントの実状をみてみましょう!

キャビンアテンダントの仕事内容

1. ブリーフィング(打ち合わせ)

出発の数時間前に、必ずコックピットクルーとほかのキャビンアテンダントと一緒にブリーフィング(打ち合わせ)を行います。具体的には気象情報や、特別なお手伝いが必要なお客様の情報などの必要事項も確認します。

2. 機内準備

出発前に機内で非常用機材の点検、搭載品の確認、機体点検などの準備作業を行います。

3. 危機管理

何かが起きたときに安全を確保することも、キャビンアテンダントの重要な仕事です。緊急時の案内や、非常口の安全確認、非常口座席の案内、手荷物が不安定な場所におかれていないか、シートベルトの着用確認など、一つひとつチェックします。

4. 緊急時の対応

急病人の応急処置や、火災、ハイジャック、事故など、非常時における乗客の安全確保・誘導という、責任の大きな業務も発生します。そのため、キャビンアテンダントはどんなことにも対応できる冷静さと判断力を養わなくてはいけません。

5. 乗客への機内サービス

乗客に快適な空の旅を提供できるように、新聞・毛布などの配布、機内食の提供などだけではなく、赤ちゃん・小さなお子様への対応、体が不自由なお客様への対応など、状況に応じたサービスを提供します。

6. 機内清掃

航空会社によりますが、キャビンアテンダントが機内のゴミ回収やトイレなどの掃除を行う企業もあります。

7. デブリーフィング

フライト後もスタッフで打ち合わせをします。その日のフライト報告、機内の様子、反省点などを共有することで、次のフライトに活かします。

キャビンアテンダントの苦労と仕事のやりがい

キャビンアテンダントは、華やかなイメージがありますが、苦労も多い職業です。

・不規則な生活!

キャビンアテンダントは日毎に違うフライトを担当し、国際線ではさらに時差ボケも発生します。不規則な生活で体調管理が何よりも重要になります。

・体力が必要!

基本的にキャビンアテンダントは立ち仕事。手荷物収納や重いカートを押してのミールサービス。そして、国際線の場合は長時間フライト等、華やかなイメージとは裏腹に体力が必要になります。

・クレーム対応!

乗客の対応にはサービスだけではなく、クレーム対応も含まれます。飛行機の遅延や行き先変更など、たとえ自分が全く悪くない案件であったとしても、乗客の声を受け止め、航空会社の顔として謝罪しなければなりません。

それでも、キャビンアテンダントはやりがいがある仕事です。というのも、フライトはコックピットクルー、キャビンアテンダント、管制官、空港のスタッフ、誰一人欠けても成功することができません。フライトはチーム戦なのです。ですから、「無事に出発し、安全を確保しながら到着地につく」という、できて当たり前の業務でさえ、達成感があります。

さらにお客様一人ひとりに寄り添う仕事でもあるので、毎日さまざまな出会いがあります。

キャビンアテンダントの一日

・フライトの3時間前~

空港に到着。

・フライトの約2時間前~

ブリーフィング、(国際線の場合は)出国手続き。

・フライト前

入国などの書類・免税品確認や、各種点検をします。

・フライト

上記の機内サービスや乗客対応をします。

・到着後

デブリーフィングを済ませて現地のホテルに向かいます。

・その後は……?

国際線では、翌日に別の土地へフライトすることもあれば、1~2日滞在後に折り返しの飛行機に搭乗することもあります。同じ場所に何度もフライトする、というよりも、長距離便、国内線、近距離便が組み合わされたシフトになります。なので、仕事の一環としていろいろな土地に滞在することが可能です。

まとめ

優雅なイメージのキャビンアテンダントですが、実は地道な努力と体力の上に成り立っていることがわかったのではないでしょうか。

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